陽が落ちると彼の家の前に立つ。 今日も、明かりの灯らない、扉を閉ざした家の前で、10回コールの電話をかける。 かすかな願いと永遠の無音を断ち切るために。
小箱エイト様の「君を呼ぶ」を読ませていただきました。 薄暗がりに灯りがぽっとともる、心が照らされる。 そんな、切なくて優しい物語。
連続再生